2020.7.21
“しもつかれ”と刺し子
みなさんは「しもつかれ」という言葉を耳にしたことがあるでしょうか?
栃木県民なら誰もが知っている郷土食で、毎年2月の初午に合わせて各家庭で作り食べられてきました。
しもつかれは独特な見た目と風味から好き嫌いが分かれる個性溢れる郷土料理です。
そんな「しもつかれ」が2年前くらいから今までにないような様々な角度でフューチャーされているのです。
例えば、そのまま食べるしかなかった「しもつかれ」がお洒落で美味しそうな料理にアレンジされたり、
ビスコッティやガトーのようなお菓子に加工されたり、
栃木県民としては郷土食でありながらキワモノ扱いまでされていた「しもつかれ」がこんなに注目されることはなかったです。
1000年近い歴史を持ちながら地味な存在だった「しもつかれ」に焦点を当てて活動をしているのが、
ブランディングデザイナーの青柳徹さんが代表を務める『しもつかれブランド会議(SBM)』の皆さんです。
デザイナーや料理研究家をはじめ多種多様な業種の人たちが集まり、様々な角度から「しもつかれ」をブランディングしています。
そんなSBMさんから、しもつかれの「個性」に焦点を当てたアパレルブランド「SHIMOTSUKARE YANKEE」が誕生しました。
http://shimoyankee.net/
しもつかれらしさの一つ「もったいない精神」を大切にし「完全受注生産でロスを出さない」商品展開をされています。
今回、初のコレボレーション商品としまして刺し子マスクを作らせていただきました。
刺し子のデザインイメージはしもつかれをつくる上でかかせない鬼おろしを参考にしました。
テラス内のデザイナーとイメージを元にディスカッションをしながら作り上げていきました。
おそらく、しもつかれをイメージした刺し子デザインは今までになかったと思います。
「SHIMOTSUKARE YANKEE」のブランドイメージに合わせてエッジの効いたマスクですが、
ファッションの中にもローカルフードのしもつかれが取り入れられているのはとても面白いと思います。
オーダーはこちらから↓
https://shimoyankee.official.ec/items/31330336
そして、個性を武器に生き抜こうとする人たちを応援する「個性ドリブン」という企画でSBM代表の青柳さんと対談させていただいた記事もアップされています。
https://shimoyankee.official.ec/blog/2020/07/07/022635
是非、こちらも見ていただけるとありがたいです。
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